ご馳走してくれたおじいさんとハワイの強い紫外線

私はハワイに2度行ったことがあります。初めての時は、母と一緒に私の大学の卒業祝いの旅行でした。姉の友達がJTBに勤めていたので、少しだけ料金を安くしてもらえました。
4泊6日の旅でした。

 

母と行った時の一番の思い出は、あちらで会ったオプショナルツアーのガイドのおじいさんが、年齢が近い母を気に入り、レストランに連れて行ってくれたことです。
おじいさんはホテルに私達を車で迎えに来てくれ、とてもステキな海辺のシーフードレストランへ連れて行ってくれました。

 

店内は暗く、外の海や浜辺や夜景が見渡せるようになっていました。足元には日本でいう生簀のようなものがあり、中には魚が泳いでいました。
日本人のお客さんは私達の他には1組しかいませんでした。
おじいさんはわざわざお店にオーダーして、前菜にお刺身のような盛り合わせを出してくれました。

 

母はロブスター、私はハワイの魚をレモン味で煮たものを頂きました。
海老のカクテルもありました。流石高そうなお店だったので、味付けも繊細で美味しかったです。
おじいさんは日系2世ですが、戦争の時はヨーロッパで懸命に闘い、上官にもアメリカの人達にも認められたそうです。母は子供の頃第二次世界大戦を経験していますから、おじいさんの話がわかるので、おじいさんも楽しそうに話していました。

 

おじいさんがその翌日、家でパーティーを開くと聞いたので、母は翌日ホテルの人に花屋さんの場所を聞き、片言の英語でパーティーに飾る為の豪華な花を作って、おじいさんの家に送ってくれるように頼んでいました。母はおじいさんの名刺をもらっていたので、住所がわかっていたのです。

 

母と私の2人だったら、あんな高級なレストランがあることすらわからなかったでしょう。
母はワンピースながらお出かけ用の綺麗なワンピースを着て行ったのですが、私はディナーに相応しい服がなく、現地で買ったなんともないアロハドレスだったのが、自分としては残念でした。

 

また、ハワイで驚いたことの1つに、紫外線がありました。
私達がハワイに行ったのは2月の終わりごろで、曇りの日が多かったです。現地の方に聞くと、ハワイでもやはり2月頃は日本でいうと冬のような時期で、曇りや雨の日が多いということでした。

 

ある日、海辺に出たのですが、寒くて長袖を着ている始末。海の中では綺麗な色の魚たちがいるので、一応入ってゴーグルで見たりしましたが、空は暗くどんより曇り、そのうち小雨が降ってきてしまいました。

 

それなのに、ホテルに帰ってシャワーを浴びた時、ビックリしました。私はセパレーツの水着を着ていたのですが、お腹の部分だけがうっすら赤く日焼けしていたのです。
日本では、あんな黒い雲が出ていたら、まず日焼けの心配はないでしょう。
ハワイの紫外線の強さを改めて知った出来事でした。